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国慶節7連休、働く人々はどのように過ごした? 約3割が連休中も仕事

人民網日本語版 2022年10月12日15:00

国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせて1日から7日が7連休となった中国。今年最後の法定の祝祭日となった連休が終わり、働く人々は再び仕事に忙しい日々に戻っている。では、彼らは7連休をどのように過ごしたのだろう?

求人サイトの智聯招聘がこのほど発表した「2022労働者国慶節7連休調査」の報告は、外出状況や休日出勤の状況、7連休中の社交の状況といった角度から、働く人々の7連休中の過ごし方を分析した。同調査では、60後(1960年代生まれ)、70後(70年代生まれ)、80後(80年代生まれ)、90後(90年代生まれ)、95後(95-99年生まれ)、00後(2000年以降生まれ)という6つの年齢層を対象にアンケートを実施し、5214人から有効回答を得た。働く人々の業界はIT・通信、自動車・製造、不動産・建築業など、複数の業界をカバーしている。

調査統計によると、国慶節7連休を、「現在の居住地で過ごした」人は23.6%にとどまった。最も多かったのは市内・周辺への外出(35.3%)、省内の都市への外出(33.2%)だった。つまり、外出して遊ぶことが依然として主流だったことがわかる。

アンケートに答えた働く人々のうち、70.4%が「連休中は全く仕事をしなくてよかった」と答えたのに対して、29.6%は「連休中も時々仕事をする必要があった」と答えた。うち、62.6%は「計画的に仕事を処理した」と答えたほか、37.4%が「突然の仕事に対応しなければならず、休みの邪魔をされた」と答えた。

突然の仕事に対する対応について、アンケートに答えた働く人々の30.1%が「時間を決めて対応した」、22.0%が「愚痴を言いながら対応し続けた」と答えた。年齢層別で見ると、00後の8.5%が「連休明けに処理する」と答えたのに対して、70後は最も献身的で、18.5%が「すぐに処理した。登山の途中でもすぐに足を止めた」と答えた。70後が献身的なのは、要職に就いている年頃で、仕事をより重視し、連休も仕事を一旦ストップできないからかもしれない。

全体的に見ると、働く人々の21.7%が「ドラマ鑑賞」、「映画鑑賞」、「ゲーム」などに使った時間が最も多かったと答えた。以下、「勉強などで充電」、「友達との集まりや結婚式など」と続いた。連休が終わってしまったことについて、働く人々の57.0%は「休みボケしている」と答え、その「症状」トップ3は、「体内時計が狂った」、「体がだるい」、「連休に思いを馳せる」だった。

また7連休中、働く人々の過半数が「家族と過ごした」と答えた。うち33.8%は「帰省した」、17.5%は「親子で一緒に過ごす時間を楽しんだ」と答えた。

年齢層別で見ると、「帰省した」80後は36.8%と、90後(34.8%)、70後(33.5%)、95後(30.6%)を上回った。「親子で一緒に過ごす時間を楽しんだ」のが一番多かったのは60後で、以下、80後、70後と続いた。一部の働く人々にとっては、家族と一緒に過ごすというのが最良の休暇の過ごし方となっており、データからすると、80後が最も家族を大切にしていた。

そして働く人々の52.4%は、連休中に「家族と集まった」、「結婚式に出席した」と答えた。連休中に、結婚式に出席するというのが多くの人にとって恒例行事となっているようだ。また、00後の7.1%が「結婚式の主役」になったという点は注目に値する。次々と社会人になりつつある00後が今、少しずつ結婚適齢期をも迎えているのだ。

さらに7連休中は、「ご祝儀」が働く人々にとって避けられない話題のようだ。連休中に「結婚のご祝儀をあげることはなかった」と答えた働く人々はわずか7.7%にとどまり、「結婚のご祝儀」に当てた支出の平均額は2369元(1元は約20円)だった。そのうち、「1001-3000元」が最も多く、全体の33.6%を占めた。

では、働く人々の7連休中の収支はトントンになったのだろうか?過半数は、「ほぼトントン」と答え、「逆に儲かった」との回答は19.3%にとどまった。一方、赤字額が最も大きくなったのは00後で、30.5%が「貯金が大分減った」と答えた。しかし、全体的に見ると、ほとんどの働く人々は依然として、ほぼトントンの状態を保っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年10月12日

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