このほど国網湖州電力供給公司生産指揮センターで、電力網モニタリング当直員が「デジタル従業員」のサポートを受けながら、送電線の結氷モニタリング日報の送信をワンキーで行った。推算によると、「デジタル従業員」の加入により、同センターの日常的なモニタリング作業の効率が80%向上した。人民日報が伝えた。
「デジタル従業員」はスマートソフトウェアロボットの分かりやすい呼び名で、その実質はロボットによるフローの自動化だ。浙江省湖州市は中国全土でも数少ない、各電圧等級が揃っており、電力網の分布が密集している電力エネルギー輸送エリアだ。国網湖州電力供給公司は今年に入り、デジタル新技術と電力網業務との深い融合を促進し、ロボットフロー自動化技術の応用を深め、エネルギーの安全な輸送をサポートしている。同社では現在200人以上の「デジタル従業員」が電力網設備状態のモニタリング、緊急時対応スマート管理・制御、生産業務フロー管理・制御など複数のシーンで導入されており、作業効率が大幅に向上した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月28日