滇池の環境対策で応用されるAI技術 雲南省

人民網日本語版 2022年12月05日14:46

「AIに基づく高原湖沼生態系重要個体群スマート感知技術研究開発区モデル」プロジェクトがこのほど、雲南省昆明市で始まった。同プロジェクトは高画質カメラや水中高画質装置などにより滇池流域の魚類や鳥類などの生物種の情報を収集し、基礎データバンクのビッグデータと照合する。同時に動画認識やスマートアルゴリズム最適化などにより、コンピュータモデル計算を通じモニタリング体制の感知能力を高める。自然環境に目を設置したように、生物情報を随時捕捉した上、総括・分析を行うことにより、滇池の環境対策に技術的サポートを提供する。

高原湖沼における生態モニタリングデータが不足し、従来の人工モニタリングの技術の立ち遅れ、低効率、高コスト、低精度、断片的なデータといった問題に対し、同プロジェクトは自動センサーや画像認識などの人工知能(AI)新技術を応用し、重要個体群の画像情報標準バンクを構築することにより、時空分布及び群落遷移の法則をより正確に把握し、藍藻のモニタリング・早期警戒の精度とフィードバックの効率を高め、滇池の水の生態系スマートモニタリング体制をさらに整備する。

専門家によると、AI技術が応用された後、滇池の水の生態系の構造機能評価、滇池の水質の持続的な改善、水の生態修復などに力強い科学技術のサポートを提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年12月5日

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