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活気が戻っただけじゃない!さらに勢いづく中国消費市場

人民網日本語版 2023年01月05日15:58

年越しで賑わう繁華街の広場にはネオンサインがキラキラと輝き、人気のレストランの前には長い行列ができ、商業施設やスーパーは買い物を楽しむ人たちでごった返している……。2023年がスタートし、各地で新型コロナウイルス感染症対策が最適化されるのに伴って、消費市場が加速的に回復しつつある。

レストランの店内飲食が大盛況

「外で食事をしようとみんなで午前11時過ぎに出かけたら、すでに人であふれかえっていた。どの店も40分から1時間以上も並ばなくてはならない。人気店の中にはお昼の番号札を配るのをやめていて、午後4時まで待って夕食の分の番号札をもらうしかないところもあった」。北京市民の張さんは元旦に伴う3連休(2022年12月31日-2023年1月2日)に外食したときの飲食店の盛況ぶりを振り返って、このように話した。

火鍋レストランの海底撈の関係責任者は、「元旦3連休には各地の店舗の回転率が12月に比べ目に見えて回復した。大晦日の12月31日が最近のピークで、連休2日目の1月1日は前年同期並みだった。支店のうち、北京、上海、杭州、西安、鄭州、合肥、深セン、成都、重慶、広州、南京などのエリアの店が特に好調だった」と話す。

食品デリバリーを手がける美団のまとめたデータによれば、元旦3連休の初日と2日目に、全国のレストランの店内飲食でのオンライン取引額は前の週の2倍以上になり、中でも江蘇省と浙江省の取引額が230%以上増加し、店内飲食消費が最も活発だったという。

消費が回復し活況呈す

北京市商務局が2日に発表したデータによると、23年の元旦3連休中、重点モニタリングの対象となっているデパート、スーパー、直営店、レストラン、ECといった業態の企業の売上高が35億3千万元(1元は約19.2円)に達して、前年同期の83.8%まで回復した。市内の重点商業圏52ヶ所の人出は延べ1218万1千人に達した。

上海市商務委員会の発表したデータも同様に、元旦連休期間のうち22年12月31日-23年1月1日に、上海のオフライン消費額が120億元を超え、オンライン消費額は109億8千万元に達し、消費が徐々に回復する様子を伝えた。

中国労働関係学院文化観光政策研究センターの呉若山副センター長は、「『セレモニー感のある年越し』によって生まれた新しい消費ニーズは、オンラインのネットプラットフォームを通じて、豊富な質の高い供給とうまくマッチングし、消費者のいる場所での消費だけでなく、離れた場所での消費も牽引できる。各地方で消費促進政策が加速的に実施され、オンラインとオフラインのマーケティングツールが絶えず刷新されるのに伴って、2023年を通じて消費市場は回復傾向が続くだろう」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年1月5日

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