京雄高速道路(北京区間)の公議荘料金所。
2022年12月31日、北京と雄安新区を結ぶ京雄高速道路の北京区間プロジェクトは、環状道路の北京六環路と北京市境界との間が開通して車両の走行が始まった。六環路を車で出発すると50分で雄安新区に到着できるようになり、所要時間がこれまでより30分短くなった。人民網が伝えた。
今回開通した部分の総延長は約11.753キロメートルとなる。六環路を北の起点とし、南下して北京市境界に至る。六環路から雄安新区までは82キロメートルで、雄安新区に約50分で行けるようになった。高架橋2ヶ所、双方向通行の立体交差橋2ヶ所、インターチェンジ料金所1ヶ所も設置された。
北京市・天津市・河北省の協同発展戦略の重要な交通プロジェクトである京雄高速道路は、首都北京と雄安新区を結ぶ最も便利な高速交通回廊であると同時に、「河北雄安新区計画綱要」の「四縦三横」(南北4ルート、東西3ルートからなる高速鉄道網)に基づく総合立体交通網の重要なルートの1つでもあり、北京-雄安1時間交通圏を構築し、北京・天津・河北の交通一体化プロセスを支える上で重要な政治的意義と深い戦略的意義がある。
また北京南部エリアの道路網構造を改善し、交通運行効率を引き上げ、房山区と河北省の隣接する区との協同発展を牽引し、首都都市圏の構築を加速するなど各方面でも重要な意義がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月1日