(写真提供・取材対象者)。
乗客は1月8日から、「深セン地鉄」アプリと「AlipayHK」アプリ、「支付宝」アプリを使い、広東省深セン市と香港特別行政区でコードをスキャンすることで、深セン地下鉄と港鉄ヘビーレールを利用し、両都市を行き来できるようになった。これにより粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の2大中心都市である深センと香港特区は、オンラインコードスキャン乗車の相互認証を実現している。深セン晩報が伝えた。
今回の相互認証は、深センのすべての地下鉄駅と港鉄ヘビーレールネットワークはカバーしているものの、深セン竜華路面電車と港鉄の空港エクスプレス、ライトレール、港鉄シャトルバスは現時点では含まれていない点については注意が必要だ。
「レール上の大湾区」の取り組みが近年加速されており、粤港澳の「1時間生活圏」のインフラ整備が日増しに進んでいる。
深センと香港特区は粤港澳大湾区の2大中心都市で、往来が非常に緊密だ。地下鉄はすでに市民の主な交通手段になっている。今回の相互認証は、双方の市民の都市を跨ぐグリーンな移動に便宜を図り、スムーズな乗車体験をもたらすと同時に、粤港澳大湾区の都市間の協力・連動及び協同発展を促進し、レール交通の融合に関して共通した積極的なデモンストレーション効果を発揮する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年1月9日