中国標準の速度120km/h地下鉄B型列車が21日、湖南省株洲市でラインオフした。この速度120km/h永久磁石同期牽引システムを搭載した地下鉄列車は、江蘇省無錫市―江陰市の都市間鉄道交通プロジェクト「錫澄S1ライン」で使用される。これは同時に無錫市初の高速都市間鉄道交通モデルプロジェクト及び中国中車初のスマート都市間モデルラインプロジェクトの実施を意味する。科技日報が伝えた。
錫澄S1ラインはB型列車・6両編成を採用し、最高運行速度は120km/hで、定員は最大2032人、高速、スマート、グリーン、省エネ、快適といった特徴を持つ。これも中国の都市鉄道列車における速度120km/h永久磁石同期牽引システムの初めての応用で、そして速度120km/h級の永久磁石同時牽引技術の大量開発・応用が実現された。
また列車はスマート集積の「列車+信号」融合制御システムを採用し、リアルタイムのベンチマーキングと正確な停車が可能。列車にはスマート化健康管理システムが搭載され、スマート化鉄道検査システムが配備されており、人的資源を節約すると同時に維持コストを下げている。列車が採用する永久磁石同時牽引システムは、従来の地下鉄列車と比べ30%の省エネが可能だ。その「列車―電力網」双方向電力変換技術は、制動エネルギーの回収・再利用をさらに実現している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月22日