ワンキーで始動・帰還…中国独自開発の空飛ぶ車

人民網日本語版 2023年02月21日13:18

「起動、旋回、離陸!」。アジア最大規模の空飛ぶ車メーカーの小鵬匯天で、無人機のような大きな飛行物体がゆっくりと離陸した。これは昨年2月にドバイで初飛行した「旅航者X2」で、未来の都市低空飛行に適した「自動車」だ。人民網が伝えた。

小鵬匯天による独自開発の「旅航者X2」は、3000回以上のテスト飛行を経て、1月30日に正式に中国民用航空中南地区管理局が発行する特別許可飛行証を取得し、中国で初めて申請し、承認された有人運転電動垂直離着陸機(eVTOL)製品になった。

「旅航者X2」は2人乗りのスマート電動飛行体だ。航続時間は35分、設計飛行高度は1000メートル以下、最大積載重量は200キログラム、最高飛行速度は130km/h。「旅航者X2」は未来の都市の低空飛行に適し、都市内の短距離移動の需要を満たせると同時に観光、野外救助、医療輸送などのシーンで活躍できる。

「旅航者X2」には手動操縦と自動操縦の2種類のモードがある。うち自動運転機能は設定された飛行高度、速度、時間に基づき、計画されたルートを自動で飛行できる。乗客は専門的な操縦技術を必要とせず、自動飛行中にワンキーで起動、帰還、着陸といった簡単操作で、安全でスマートな飛行体験を実現してくれる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年2月21日

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