第16回アジア・フィルム・アワードの授賞式が3月12日夜、香港特別行政区の香港故宮文化博物館で開催された。最優秀監督賞は日本の是枝裕和監督、特別功労賞は香港の洪金宝(サモ・ハン・キンポー)、最優秀主演男優賞は香港の梁朝偉(トニー・レオン)、AFAネクストジェネレーション賞は韓国のチ・チャンウクが、それぞれ受賞した。
今年のアジア・フィルム・アワードには、22ヶ国・地域から計30作品がノミネートされた。12日の授賞式では、21部門の受賞者が発表・表彰された。
韓国映画「別れる決心」は、最優秀主演女優賞と最優秀脚本賞、最優秀美術賞の3部門を受賞し、最優秀作品賞には、日本映画「ドライブ・マイ・カー」が選ばれた。同作品は、最優秀編集賞と最優秀音楽賞も受賞した。
「風再起時(Where the Wind Blows)」で最優秀主演男優賞を受賞したトニー・レオンは、授賞式プレゼンターとして出席した妻の劉嘉玲(カリーナ・ラウ)からトロフィーを受け取った。
アジア・フィルム・アワードは、優れたアジア映画作品と映画人材を表彰すると同時に、アジア映画産業の多様性にあふれた文化と活力を紹介する目的で、2007年から開催されている。毎年開催される授賞式は、数多くの業界関係者や映画ファンの注目を集めている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年3月13日