中国が初めて独自開発したFクラス出力50メガワット(MW)の大型ガスタービン「G50」が、このほど広東省清遠市で72時間+24時間のテスト運転を終え、商業運転をスタートした。
今回、商業運転を始めたFクラス50MWタービンは、2万点以上の部品で組み立てられ、同じ出力の火力発電ユニットと比較すると、1年間で炭素排出量を50万トン以上減らすことができる。コンバインドサイクルによる1時間の発電量は7万キロワットアワー(kWh)を超え、7千世帯の1日分の電力需要をまかなうことができる。
大型ガスタービンはネットユーザーの間で「自信向上マシン」とも呼ばれている。中国はこれまで独自開発のガスタービンの応用分野の空白を補い、複数のネックとなった重要コア技術を解決し、クリーンエネルギー分野で独自コントロールが可能なチェーン全体をカバーする「中国発のソリューション」を提供している。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月10日