建設中の「果勒3C井」。(撮影・李響。2月9日にドローンで撮影)
新疆維吾爾(ウイグル)自治区の塔里木(タリム)盆地にある富満油田の「果勒3C井」は、9日にボーリング作業を完了し、地下9396メートルの深さに達してアジア陸上最深井の記録を更新した。
タリム盆地は中国の陸上で石油・天然ガス資源を最も多く埋蔵するエリアで、超深層の石油・天然ガス埋蔵量は中国の陸上超深層石油・天然ガス資源の60%以上を占める。現在、タリム油田(タリム盆地の油田・ガス田の総称)には「輪探1井」、「大北4井」をはじめ、地下8000メートルに達する超深井が72ヶ所、6000メートルに達する井が1600ヶ所以上あり、全国の超深井の80%以上が集まっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月12日