
浙江省の杭州税関によると、今年1-2月に同税関を通過した同省の海外越境ECプラットフォームによる輸出額は前年同期比73.2%増の209億1千万元(1元は約19.4円)に上った。越境ECのデータの回復傾向は、「世界のスーパーマーケット」と呼ばれる同省義烏市の業務の1つ1つにもよく表れている。
義烏のペット用品を主に扱うある越境EC企業は、毎日世界各地へペット用品を500箱以上発送している。業務の成長により、注文は引きも切らない状況という。同企業の業務部責任者の蘇娣さんは、「企業のペット用品業務がこの2年間で2倍になった。多機能ペット用品に対するニーズは欧米諸国で特に旺盛だ。そこで、企業は毎年数十万元投資し、200種類以上の新製品を打ち出し、市場シェア獲得を目指している」という。
ある国際物流企業の責任者は「当社の倉庫にある物品の9割は越境ECによるもので、現在、1日にコンテナを約10個輸送することができ、1週間の貨物輸送量は前期比で10%以上増加した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月13日
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