広東省、香港特別行政区、澳門(マカオ)特別行政区の統計当局はこのほど、2022年の経済データを相次いで発表した。それによると、22年の粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)の経済規模は13兆元(1元は約19.1円)を超え、総合的な実力が大幅に高まり、世界トップクラスのベイエリアと世界レベルの都市圏の構築という規定の目標へ向かって加速的に前進する様子がうかがえる。新華社が伝えた。
中山大学地域開放・協力研究院の毛艶華院長は、「大湾区経済が持続的かつ健全に発展していることは、この地域のマーケットの活力と高い成長性を示している。さらなる開放、イノベーション、国際化にともなって、大湾区は『双循環(国内と国際的な2つの循環)』の新たな発展構造を形成する上での重要な橋渡し役になった」と述べた。
広東省統計局のデータでは、22年の大湾区内9市の地域内総生産(GDP)は10兆4681億元に上った。香港特別行政区政府統計当局が発表したデータでは、香港のGDPは2兆8270億香港ドルに上り、22年の平均レートで換算すると約2兆4280億元になる。マカオ特別行政区政府が発表したデータでは、マカオのGDPは1773億マカオ・パタカで、人民元に換算すると約1470億元になる。これらを合わせると、粤港澳大湾区の経済規模は13兆元を超える。
夜景の衛星写真を見ると、珠江河口あたりはネオンがとりわけ輝く場所であり、また中国で開放レベルが最も高く、経済の活力が最も満ちている場所の一つでもある。世界的に見ると、粤港澳大湾区は米国のサンフランシスコ・ベイエリア、ニューヨークのベイエリア、日本の東京ベイエリアとともに、世界4大ベイエリアと称される。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月24日
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