台風2号(マーワー)は3日夜、温帯低気圧に変わった。NHKの報道によると、4日午前の時点で、大雨や川の増水、土砂崩れなどが原因で、2人が死亡、4人が行方不明になっており、35人が負傷している。また救援と捜索活動が現在も進められている。
経済産業省によると、今回の記録的な雨の影響で、3日夜から4日午前にかけて、関東や関西で停電や断水が多発した。また、新幹線が運休となるなど、交通機関にも大きな影響が出ている。東京‐大阪間、東京‐名古屋間の新幹線が一時運行を停止し、車内で10時間以上缶詰め状態となった乗客もいた。
在日本中国大使館が緊急速報
在日本中国大使館は上記の状況を受け、注意を呼び掛ける緊急速報を発表している。
日本では最近、地震も頻発しており、一部の地域では大きな揺れも観測されている。また、本格的な夏が近づき、台風シーズンにも突入している。在日本中国大使館は、在日中国人に、地震情報や天気予報、防災情報に細心の注意を払い、悪天候の場合はできるだけ外出しないように呼びかけている。また、現地で発表される防災関連の指示に従い、普段からリスクをチェックし、自宅の防災の備えや緊急時の避難方法などを確認するほか、川や海、山などには近づかないようにして、安全を確保するようにと呼びかけている。
緊急事態が発生した場合は、直ちに警察に通報し、中国大使館に連絡するよう呼び掛けている。
中国外交部(外務省)全球領事保護・サービス緊急時ホットライン(24時間)の連絡先は以下の通り。
+86-10-12308
+86-10-65612308
(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月5日