トルコ現地時間2月12日午後3時半、同国南部の都市・アンタキヤで救助活動を行っていた中国救援隊が、現地の救助隊員らと共に、約4時間かけて、倒壊した建物の下敷きになっていた男性1人を救助した。救助した時点で、地震発生からすでに150時間以上が経過していた。中国新聞網が報じた。
同日午前、中国救援隊は、「倒壊した5階建ての建物の下に生存者がいる可能性がある」と、現地の住民から救助の要請を受けた。そこで、中国救援隊は直ちに人命探査装置を携帯して救助隊員を派遣し、現場で捜索をスタート。生き埋めになっている男性を発見し、バイタルサインが安定していることを確認した。さらに隊員たちは救助活動器材を使って作業を続け、トルコ側と協力しながら、午後3時半に、がれきの中から男性の救助に成功した。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月13日