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中国の対外貿易が4ヶ月連続でプラス成長

人民網日本語版 2023年06月08日15:40

中国の対外貿易は外需の低下がもたらした挑戦に直面しながら、その強靱さを示し続けている。税関総署が7日に発表したデータによれば、今年1-5月には、中国の物品貿易の輸出入総額が前年同期比4.7%増の16兆7700億元(1元は約19.6円)に達した。5月単月で見ると同0.5%増の3兆4500億元となり、単月の輸出入額が4ヶ月連続でプラス成長になった。

詳しく見ると、1-5月の輸出は同8.1%増の9兆6200億元、輸入は同0.5%増の7兆1500億元、5月の輸出は同0.8%減の1兆9500億元、輸入は同2.3%増の1兆5000億元だった。

貿易方式を見ると、一般貿易が中国の対外貿易の中心を占め、輸出入の割合が上昇した。1-5月の一般貿易の輸出入額は同7%増の11兆元となり、対外貿易に占める割合は同1.4ポイント上昇して65.6%になった。

対外貿易の主体を見ると、民間企業が引き続き中国対外貿易の最大の経営主体だった。1-5月には輸出入の実績がある民間企業は同8.8%増の43万9000社となり、その輸出入額は同13.1%増の8兆8600億元で、対外貿易に占める割合は同3.9ポイント上昇の52.8%だった。

貿易パートナーを見ると、地域経済が絶えず相互に連携し、中国と中国以外の地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の加盟国との輸出入が安定的に増加した。1-5月には対外貿易に占めるRCEP加盟国の割合が30%を超えた。うちASEANは引き続き1番目の貿易パートナーで、輸出入額は同9.9%増の2兆5900億元だった。欧州連合(EU)は2番目の貿易パートナーで、輸出入額は同3.6%増の2兆2800億元。米国は3位で貿易額は同5.5%減、日本は4位で同3.5%減だった。

1-5月の中国と「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との輸出入額は同13.2%増の5兆7800億元となり、そのうちカザフスタンをはじめとする中央アジア5ヶ国との輸出入額は同44%増と大幅に増加した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年6月8日

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