中国最大規模となる輸出入展示会「第133回中国輸出入商品交易会」(広交会)が今月5日、広東省広州市で閉幕した。展示会のオンラインプラットフォームは今後も常設運営が続けられる。新華社が報じた。
今回の広交会では、展示面積が計150万平方メートル、オフライン出展企業が3万5000社、来場者が延べ290万人と、いずれも過去最多を記録した。
今回の広交会には、220ヶ国・地域の仕入れ業者がオンライン・オフラインで参加した。うち、オフラインで参加したのは約13万人で、「一帯一路」(the Belt and Road)参加国の仕入れ業者が約半数を占めた。
今回、会場での輸出取引額は216億9000万ドル(1ドルは約134.8円)に達した。工業自動化・スマート製造、新エネルギー、スマートコネクテッドカー、スマートライフといった新しいテーマの展示エリアが活況となり、革新的な製品や、グリーン・低炭素関連製品が人気となった。多くの企業が、「たくさんのクライアントが工場見学のアポを取っている」としており、オフライン展示会閉幕後も引き続き取引が進むと見られている。
展示会開催期間中の各種指標は、中国の貿易の強靭性と活力を反映し、世界の工業・商業界が中国経済の成長を見込み、今後、経済貿易協力を深化させることを強く望んでいることを示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年5月6日