重慶製の自動車256台を積んだ特別列車がこのほど、重慶魚嘴駅を出発した。特別列車は新疆維吾爾(ウイグル)自治区霍爾果斯(ホルゴス)から国境を越え、カザフスタンへと向かう。重慶税関の統計によると、今年1-4月、重慶から中央アジア5ヶ国への自動車輸出台数は前年同期比18.9倍の4119台、金額は同40.6倍の4億9000万元(1元は約19.7円)となった。
現在、中国と中央アジア5ヶ国は実務的な経済・貿易協力を深め続け、双方間の貿易は質的に向上し、量的に増えている。税関総署の統計によると、今年1-4月の中国と中央アジア5ヶ国の貿易額は1730億5000万元で、前年同期比で37.3%増加した。中でも、4月の貿易額は初めて500億元を突破し、502億7000万元に達して、新たな段階へと入った。
注目すべきは、民間企業が貿易の中心となっており、今年1-4月の貿易規模の6割を超え、貿易の活力を一層高めていることだ。また、中国からの輸出では電気機械と労働集約型製品が肩を並べている。
商務部(省)の束珏婷報道官は定例記者会見で、「中国と中央アジア5ヶ国は国交樹立後の30年余り、実務的な経済・貿易協力を深め続け、内容豊かで活力に満ちた互恵・ウィンウィンの経済・貿易関係を構築した。制度は日増しに整い、貿易は質・量共に発展し、投資協力は各方面に恩恵をもたらしている」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年5月19日