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ディズニー、中国アニメ「ラビット・ギャング」著作権買収 (2)

 ■中国テイスト描写に国際的感覚を

 ハイクオリティーを保つことは、グローバル市場への入場券に過ぎない。中国原作アニメが世界のメインマーケットで真に受け入れられるためには、さらに「中国テイスト」を国際的表現により盛り込むことが不可欠だ。「ラビット・ギャング」は国内外アニメの典型例を打破した。主役のウサギたちの住む村は「玉兎(ぎょくと、仏教や道教の影響を受けた伝説「月の兎」に登場する架空の生物。月に住み、臼と杵で餅をつく)村」で、危機を解決するキャラクターは「嫦娥」と呼ばれる。ウサギたちは「カンフー」も得意だ。悲願だった中国テイストが描き出されたことで、海外ファンにも観て納得できる仕上がりとなった。ディズニー側は「ラビット・ギャング」第2作予約も示唆しているほどだ。

 第9回「中国国際アニメフェス」では、アニメ専門チャンネル「●動◆通」の「京劇猫」も無数の海外バイヤーの関心を集めた。「『京劇猫』は絵本をアニメ化したもの。キャラクターデザイン、ストーリーはすべて新作だが、京劇を歌う猫という最も重要なテーマはそのままだ。京劇の武生、青衣、小生、花旦、刀馬旦にすべてに対応する猫のキャラクターがいる。『唱』『念』『作』『打』『手』『眼』『身』『歩』など伝統劇特有の用語も同作の中では生き生きと描かれている。キャラクターは京劇がモチーフだが、ストーリーはアニメ創作のルールに従った」と葉氏。製作・マーケティングには世界に名高い制作スタジオも参加している。「彼らは国際的マーケットの好みをよく知っている」(葉氏)

 「真に海外進出することこそ中国アニメのグローバルドリーム」。葉氏は「やがて『セサミストリート』のように世界中のだれもが知っている中国のオリジナルアニメが現われること、これが中国アニメ業界の『中国の夢』だ」と語る。(編集HT)

 ◆は「上」と「下」が上下に組み合わさった字

 ●は火へんに玄

 「人民網日本語版」2013年6月18日

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