9月のネット流行語発表 中国式休暇もランク入り
中国語版ウィキペディアのサイト「互動百科」はこのほど、9月のネット流行語トップ10を発表した。同サイトはネットユーザーの投票や専門家の選択さらに毎月のすべてのサイトの検索数などを総合的に考慮し、人気ワードを発表している。人民網が報じた。
9月も話題の多い月になった。例えば、最近問題になっているネットを利用したデモ流布に関しては、デマを500回以上転送すると「犯罪」になると明確にされた。また、中国の3大節句の1つ「中秋節」(9月19日)に関連した「五仁月餅」や「中国式連休」、アップル社の新商品iPhone5Sに関連した「土豪金」など、さまざま言葉が人気となった。
人気ワード1、転送500回
中国の最高裁判所と最高検察院は9月9日、ネットを利用して他人を中傷し「誹謗罪」が成立する要素として、「事実を捏造して他人を中傷する」ことと「悪質」であることを挙げ、「ネット上で他人を中傷するデマを流し、それが5千回以上閲覧されるか、500回以上転送された場合は『悪質』と判断する」と規定した。その後同月17日、甘粛省張家川回族自治県で、現地の中学3年生の男子が「微博(ウェイボー・ミニブログ)」で、警察批判の書き込みを行い、「500回以上転送」されたため、拘留され論議を呼んだ。同事件は初めての「転送500回」事件と呼ばれて話題になった。
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