台湾の人気バンド「メイデイ」Mステ出演決定
香港メディアによると、台湾の人気バンド「メイデイ」は14日と15日の両日、台湾台中でコンサートツアー「ノアの箱舟」を開催。中国大陸部やシンガポールを巡回する、全71公演を締めくくった。同ツアーの公演数やチケット売上数は過去最高となった。今後、「メイデイ」は日本進出を本格化する計画で、11月13日には全15曲の日本版ベストアルバムをリリースする。うち3曲が日本語曲だ。さらに、来年1月には東京と大阪でコンサートを開催する予定だ。人民日報が報じた。
テレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」の公式サイトを見ると、27日に放送される予定の3時間スペシャルの出演者リストに「メイデイ」の名前がある。台湾東森新聞の報道によると、1986年10月に成龍(ジャッキー・チェン)が同番組に出演して以降、中華系の歌手の出演はなかった。台湾の歌手では、1997年に徐若◆(=おうへんに宣。ビビアン・スー)が南原清隆や天野ひろゆきとのユニット「ブラックビスケッツ」として出演したことがあるが、「ブラックビスケッツ」も本質的には日本のグループで、正真正銘の台湾の歌手が同番組に出演するのは「メイデイ」が初めて。
「メイデイ」は今年4月に来日した際、紅白歌合戦が行われるNHKホールでライブを行い、flumpoolとライブ初共演。3000人のファンを集めた。「メイデイ」とflumpoolは10月2日に初コラボ作品となる日本語曲「Belief-春を待つ君へ-」をリリースする。2011年にはギター担当の怪獣(モンスター)が大ファンであるB'zの松本孝弘がアルバム「第二人生」の楽曲にギターで参加したことで話題になった「メイデイ」。今回の「ミュージックステーション」出演決定など、日本での活動本格化に、ファンも期待を高めている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月17日