第12期全人代第1回会議閉幕 習近平主席が重要談話
重要談話を発表する習近平国家主席 |
習主席の呼びかけで会場は熱烈な拍手を送り、胡錦濤前主席に心からの感謝と崇高な敬意を表した。写真は立ち上がって拍手に応える胡前主席。
ひな壇に座る習氏ら党と国家の指導者。
中華人民共和国第12期全国人民代表大会第1回会議は各議事日程を滞りなく終え、新しい国家指導者を選出して、17日午前に人民大会堂で閉幕した。閉幕式では習近平国家主席が重要談話を発表した。
習主席は今回の大会で中華人民共和国主席に選出されたことと、各位代表と全国各族人民の信任に対し、心からの謝意を表した。
習主席は「国家主席という崇高な職務を担うことは光栄な使命であるとともに、重大な責任である。私は憲法の付与する職責を忠実に履行し、祖国と人民に忠誠を尽くし、謹んで職責を尽くし、日夜公のために働き、民のために奉仕し、国のために力を尽くし、人民の監督を自ら引き受け、代表の皆さんと全国各族人民の信任と重大な委託に決して背かない」と表明。
さらに「胡錦濤同志は国家主席在任中の10年間、豊かな政治的知恵、卓越した指導能力、勤勉な精神によって、中国の特色ある社会主義の堅持と発展に卓越した勲功を立て、全国各族人民の心からの敬愛と支持、国際社会全体の称賛を勝ち取った」と述べた。
習主席の呼びかけで会場は熱烈な拍手を送り、胡錦濤前主席に心からの感謝と崇高な敬意を表した。
習主席は「中国の夢を実現するには中国の道を歩まねばならない。つまり中国の特色ある社会主義の道だ。全国各族人民は中国の特色ある社会主義の理論への自信、道への自信、制度への自信を深め、正しい中国の道に揺るがず沿って、勇気を奮って前進しなければならない」と強調した。
会議には李克強氏、兪正声氏、劉雲山氏、王岐山氏、張高麗氏ら党と国家の指導者が出席。胡錦濤氏、呉邦国氏、温家宝氏、賈慶林氏がひな壇に座った。
会議は政府活動報告に関する決議を採択し、政府活動報告を承認。2012年度国民経済・社会発展計画執行状況と2013年度国民経済・社会発展計画に関する決議を採択し、2012年度国民経済・社会発展計画執行状況と2013年度国民経済・社会発展計画草案に関する報告の承認を決定した。2012年度中央・地方予算執行状況と2013年度中央・地方予算案に関する報告の承認を決定し、2013年度中央予算を承認した。全人代常務委員会活動報告に関する決議、最高人民法院活動報告に関する決議、最高人民検察院活動報告に関する決議を採択し、これらの報告の承認を決定した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月18日