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李克強総理記者会見:新しい大国間関係をオバマ政権と築きたい

記者会見する李克強総理。

 李克強総理(首相)は本日午前、第12期全人代第1回会議を取材する国内外の記者との会見に臨んだ。

 AP通信記者:中国は米国と新しいタイプの大国間関係を築く方針を打ち出したが、いわゆる戦略の重点をアジアにシフトすることを含め、米国には何を望むか。中国が米国へのサイバー攻撃を止めることはあるか。この問題に米国はすでに安全保障上の注意を払っている。

 李総理:あなたの質問を聞いて、先日見た米メディアの報道を思い起こした。大国間の衝突は必然的な法則ではないとの見解を米側が示したというものだ。私はこの見解を評価する。

 また、1980年代に訪米した時のことを思い起こした。ちょうど大統領選の時期で、両党共に接触があったが、彼らはいずれも「安心してほしい。誰が当選しようとも、対中協力と1つの中国という政策的立場に変更はない」と言った。

 中米関係が数十年の間、度重なる困難を経ながらも、一貫して前進を続けたのはなぜか。これは中米関係が両国人民の根本的利益に合致し、平和的発展という世界の大勢にも合致することを示している。

 新しい中国政府はこれまでと同様、中米関係を強く重視する。最大の発展途上国と最大の先進国との関係だからだ。オバマ政権と共に新しいタイプの大国間関係を築きたい。

 どのように築くのかとの質問だが、私は米国の政治家とよく会うが、彼らが「われわれは米国の利益のために来た」と率直に言い、私も「私は中国の利益のために働く」と言うことを思い起こした。どちらを利益を重んじる以上、それでいい。利益には共通点、合流点がある。

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