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潘基文国連事務総長「中国新指導者との会談に大変期待」

 国連の潘基文事務総長は6月18-21日の公式訪中を前にニューヨークの国連本部で新華社の単独インタビューに応じ、中国の新指導者との会談に非常に期待していると述べ、中国との「より広く、より強いパートナーシップ」の確立を望む考えを表明した。潘事務総長の発言の要旨は次の通り。

 私にとっては習近平国家主席、李克強総理ら中国の指導者が新たな指導ポストについて以降、初の訪中となる。中国の新指導者との会談に大変期待している。

 中国と国連は一貫して緊密なパートナーシップを維持している。双方はより広く、より強いパートナーシップを確立できると信じている。中国は非常に重要な国連加盟国の1つだ。中国は経済発展を続けるに伴い、世界的な影響力を日増しに強めていく。国連平和維持活動の強化や持続可能な開発の促進の面で国際社会に一層の貢献をしてもらいたい。

 中国訪問で私は中国の指導者と多くの重要な地域・国際問題について会談を行なう。これには朝鮮半島情勢およびシリア、マリ、コンゴ民主共和国の問題が含まれる。持続可能な開発の問題についても意見交換する。

 (地域の平和維持における中国の役割について)朝鮮半島情勢の緊張緩和に向けて中国の政府および指導者が発揮している建設的役割を高く称賛する。朝鮮半島情勢の緊張を緩和するため、朝鮮半島の平和・安定維持および南北双方の対話促進において中国が引き続き建設的役割を発揮することを期待する。これは朝鮮半島南北のみならず、中国、日本、ロシアなど北東アジアの他の国々にとってもプラスだ。北東アジア各国は平和で調和のとれた共存をすべきだ。私は朝韓双方の対話に向けた環境を整えるために、中国の指導者と朝鮮半島情勢について踏み込んで話し合うつもりだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年6月17日

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