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しきりに一線を越える安倍内閣 国際社会は警戒が必要

 共同通信によると、安倍政権は戦後70年を迎える2015年に首相談話を発表する予定だ。「未来志向」を目標としつつも、「村山談話」を見直す可能性があることは否定していない。日本は6日、準空母を中国侵略日本軍の旗艦と同じ「いずも」と命名した。また、自衛隊が継承している旧日本軍「旭日旗」の問題について政府見解を発表する予定だ。様々な挑発行動が再び世界に波風を立てている。人民日報海外版が伝えた。

 ■独断専行に走り、守るべき一線に挑戦する日本

 安倍内閣はこのところ、しきりに守るべき一線に抵触し、村山談話の見直し、靖国神社の参拝、麻生氏のナチス発言などで立て続けに衝突を起こしている。

 今年4月、安倍氏は国会答弁で「安倍内閣として、この(村山)談話をそのまま継承することはない」と表明。参院選前には「侵略」の定義は歴史家の判断にゆだねるべきだと再度強調した。参院選で大勝して政権基盤が盤石になると、安倍氏周辺からは新談話について専門家会議を設置する構想が出てきた。

 「亡霊参拝」の悪しき風潮も蔓延し続けている。首相官邸は5日、安倍氏は敗戦の日である8月15日に靖国神社を参拝しないことを決定したと発表した。だが「閣僚の私人としての参拝には干渉しない」と明確に表明する首相官邸の姿勢は、すでに「亡霊参拝」を直接黙認するものだ。現在までに下村文科相が繰り上げ参拝したほか、古屋圭司氏と稲田朋美氏も参拝の意向を明確に表明している。

 黙認を続ければ、事態は一層悪化するだけだ。麻生太郎副総理は29日、「ナチスをまねて憲法を改正する」との発言をぶち上げたうえ、「静かに靖国神社を参拝する」ことを主張した。これは直ちに国際世論の力強い非難を招いた。麻生氏はやむを得ず発言を撤回したものの、辞任も謝罪もしないその姿勢は国際社会に警鐘を鳴らした。

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