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そろって出陣する巨大人型ロボット「イェーガー」の操縦士(チャーリー・ハナム、菊池凛子) |
日本アニメにオマージュを捧げて製作されたギレルモ・デル・トロ監督のSF3D超大作「パシフィック・リム」が先月31日に中国で初日を迎えた。同映画では、中国、米国、ロシア、オーストラリア、日本の5カ国が人類の英知を結集し開発した巨大人型ロボット「イェーガー」が、太平洋の海底から出現した巨大生命体「KAIJU」と壮絶なバトルを繰り広げる。中国では映画に引き続き、超ロングバージョンの中国語特番も公開され、現在爆発的な人気を集めている。ここで、同映画の見所の3大ポイントを解明してみたい。新華網が伝えた。
■見所1 ディテールに凝った設定がオタク心をくすぐる
「パシフィック・リム」のストーリーは、海底から次々に正体不明の謎の生命体「KAIJU」が出現するところから始まる。世界中の都市を襲撃し始める「KAIJU」に対抗するため、人類は「イェーガー」と呼ばれる超巨大人型ロボットの軍事プロジェクトを発動し、巨大人型ロボットは戦場へ出動する。劇中では「新世紀エヴァンゲリオン」に似た人型ロボットが5機登場する。いずれも人類が設計したもので、背丈はエヴァンゲリオンよりもずっと高い。興味深いのは、人型ロボットのデザイン設計が細かなディテールにこだわっている点で、重量や速度、武器、ショックアブソーバ、制震装置といったものにまで説明があり、オタクやギーク(コンピューターオタク)の思考回路とぴたりと合っている。特に2人乗りの機体のダブルエントリーシステムは、観客に「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジと渚カヲルを思い起こさせる。
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