北京飲食業界、「浪費反対」キャンペーンを徹底へ
「食べられる分だけを注文し、残った場合は家に持ち帰ろう」。北京市飲食業協会、北京料理協会、北京西洋料理業協会は24日、「節約奨励・浪費反対」キャンペーンの徹底を市内の飲食関連企業に呼びかけた。
条件を備えた飲食店は、営業時間中に「食べられる分だけを注文し、残った場合は家に持ち帰ろう」をPRする映画を放映し、食べ残しなど浪費をやめ、理性的な食事をとる雰囲気を盛り上げる。また、飲食店の従業員は、お客が料理を注文する時に、タイミング良く適量や栄養バランスに関する情報をお客に伝える。ビジネス上の食事では、「定食メニュー」「量も半分、値段も半分」「量もミニ、値段もミニ」「暖かい前菜」など各種サービスを段階的に増やし、無料の持ち帰り用パッキング、近場へのデリバリーなどのサービスも積極的に提供する。
全聚徳集団、華天飲食集団、便宜坊集団、東来順集団、呷哺呷哺、嘉和一品、眉州東坡、湘鄂情、旺順閣、漢拿山の飲食チェーン企業10社は、今回のPR活動に前向きに対応、「節約奨励・浪費反対」に向けた実質的な取り組みを進める方針だ。これら10社の傘下店舗は749店に上り、全市飲食収入総額の8.8%を占める。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年1月28日