1泊約2千円の「カプセルホテル」が大繁盛　中国台湾

　中国・台湾メディアの報道によると、台北に最近、「カプセルホテル」が登場した。客室面積はわずか1.5坪（約5平方メートル）、ベッドから天井までの距離は120センチメートルしかない。宿泊代金は近隣の旅館よりずっと安く、700新台湾ドル（約2200円）前後という。人民日報海外版のニュースサイト「海外網」が報じた。

　「カプセルホテル」は、日本で誕生した。居住空間が極めて小さいのが特徴で、台北に登場したものと同様、ベッドから天井までの距離がわずか120センチしかなく、航空業界でいえば格安航空だ。客室の設備はタオルと小型テレビのみ、その他のアメニティーには追加料金がかかる。空間の利用効率を最大限に高めるため、2つのスペースで1ユニットの構成になっている。左側のスペースでは2段ベッドの下段が、右側では上段がそれぞれ、ベッドとして利用されている。1人当たりの居住空間は約5平方メートル、宿泊料金は700新台湾ドル前後。

　半年前にカプセルホテルの開業したばかりの黄振翔さんは「すでに下半期まで予約が入っている」と話した。（編集KM）

　「人民網日本語版」2013年3月4日