人民網記者が東京マラソン2013を取材
東京マラソン2013は24日、新宿都庁前から東京ビッグサイトまでの42.195キロのコースで開催。エリートランナーや一般参加者、海外からの参加者など約3万6千人が参加し、うち96.2%が完走した。優勝したのは男子がケニアのデニス・キメット選手、女子はエチオピアのアベル・ケベデ選手。人民網が報じた。
2007年に始まった同大会は毎年2月か3月に開催され、今年で7回目。同大会は、2010年には国際陸上競技連盟(IAAF)が世界のロードレースを格付けする制度において、「ニューヨークシティマラソン」や「ロンドンマラソン」などと同じ市民参加型の大規模レースとしては日本唯一のゴールドラベルを獲得した。さらに昨年、世界最高峰のマラソン・ツアー「ワールド・マラソン・メジャーズ(WMM)」に加入し、名実共に世界最高峰のマラソン大会の1つとなった。ここ2年は、応募者が急増し、今年は30万人を突破。その中から選ばれた3万6千人が参加した。また、2012年には、同大会の公式サイトに中国語版のページも設置された。
同大会のコースは東京都庁舎前をスタートし、皇室や浅草、銀座などを通過して、東京湾沿いの東京ビッグサイトがゴール。過去から現在、そして未来の東京を象徴するコースとなっている。日本ではマラソンへの関心も高く、コースの沿道には、選手に声援を送る173万人が集まった。レースにはプロのマラソンランナーのほか、市民ランナーも参加。中には芸能人も多数見られた。さらに、同大会の見所は仮装ランナーで、参加者や観衆は競技自体のほか、個性的なパフォーマンスを楽しんだ。(編集WZ)
「人民網日本語版」2013年2月27日
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