中国都市別「結婚相手に望む最低月収」発表
中国国内の某婚活サイトと国家人口計画生育委員会はこのほど、全国で結婚適齢期にある男女延べ7万7045人を対象に実施した調査にもとづいて取りまとめた「2012-2013年中国男女結婚恋愛観調査研究報告」を発表した。これによると、1990年代・1980年代・1970年代生まれの女性が結婚相手に望む最低月収は5千元(約7万5千円)だった。重慶在住の女性を年代別にみると、将来の夫に望む最低月収は、1990年代生まれが4842元(約7万3千円)、1980年代生まれが5705元(約8万6千円)、1970年代生まれが6451元(約9万7千円)。中国経済網が報じた。
月収はこのところ、結婚相手に望む条件の中でも最重要指標のひとつとなっている。某婚活サイトと国家人口計画生育委員会育成交流センターが今月発表した「2012-2013年中国男女結婚恋愛観調査研究報告」によると、1980年代生まれの独身女性が結婚相手に求める最低月収は順次、上海が9964元(約15万円)、深センが8437元(約12万7千円)、北京が8149元(約12万3千円)、杭州が7828元(約11万8千円)。また、「理想的なパートナー」の最低収入条件で最も低かったのは、1990年代生まれのハルビン女性で3712元(5万6千円)だった。一方、もっとも高かったのは1970年代生まれの福州女性で9290元(約14万円)。南京女性の結婚相手に望む最低月収は、1990年代生まれが5489元(約8万3千円)、1980年代生まれが5872元(約8万9千円)、1970年代生まれが最も高く7299元(約11万円)だった。また、鄭州の1980年代生まれ未婚女性の結婚相手に望む最低収入は、上海・深セン・北京・杭州に次ぎ全国第5位に入り、広州や東莞など南方の経済発達都市を上回った。相手の収入のハードルが最も低かったのは、河南の1990年代生まれ未婚女性で、3678元(約5万6千円)と全国最下位だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年2月25日