2013年2月27日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:24 Feb 27 2013

第一生命、中国合弁会社設立を断念

 一年余りに渡り準備を進めてきた華誠人寿保険有限公司(以下、華誠人寿)だが、ついに開業することはなかった。同社の2大株主の1社、第一生命保険株式会社(以下、第一生命)はこのほど、中国華電集団公司(以下、華電集団)との合弁会社設立を断念したと発表した。その主因は、「合弁会社の経営戦略および目標について、双方の意見に大きな開きがあったため」だという。東方網が伝えた。

 第一生命北京事務所の担当者は2月20日、インタビューに応じた際に、「当社は華電集団と、プロジェクト中止後の事後処理について協議を行っている。最終的な決定が出るまで、華誠人寿の設立準備チームは通常通り業務を行う」と述べた。

 華誠人寿設立準備チームの担当者(華誠人寿の董事長就任を予定していた)であり、中国保険監督管理委員会人身保険監管部の元副主任の◆●生氏も20日、「第一生命と華電集団の合弁会社設立は、経営理念が一致しなかったため、最終的に物別れに終わった」と語り、◆氏本人については、「まずは現段階の人員・資産の処理といった事後処理を行ってから、次のことを考える」と話した。

 華電集団側は、内容が敏感であり、経営層の支持を仰ぎ意見を統一する必要があるとして、インタビューに応じなかった。

 ◆設立準備期間を延長

 第一生命と華電集団が株式を50%ずつ保有し設立する予定であった華誠人寿は、2011年10月末に中国保険監督管理委員会の認可を獲得し、本社を北京に置くこととした。しかし設立準備期間内に、同合弁会社の経営戦略に対する双方の溝が埋まらなかったため、設立準備期間が2012年10月に終了する前に、中国保険監督管理委員会に対して準備期間の延長を申請した。

[1] [2] [3]



大気拷問の咳き込む経済成長パターン

米学者、中国経済は「日本式の不況」に陥ることはない

日本で公費を使った大宴会が少ないのはなぜ?

世界金融戦争が発生した場合、中国はいかに対応すべきか?

日本企業 中日関係悪化で深刻な影響

日本家電の衰退は、中国家電の台頭を意味するわけではない

中国、マネーサプライ急増が意味するものとは?

「中国は世界最大の紙幣印刷機」との見方に専門家が反論

日本、ミャンマーと関係強化へ 東南アジアシフトの予兆か

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古