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北京タクシー料金 30年の変遷を振り返る (4)

○2006-2013年

 北京市は2006年、タクシー料金の大改定に踏み切った。同市は同年5月20日より、1キロあたり1.6元だった一部車種の料金を同2.0元(約30円)に引き上げ、その他車種の料金は据え置いた。初乗り料金、初乗り超過後の基本単価、深夜割増料金、待機料金、低速走行時料金などその他の徴収基準も改定されなかった。また、燃料価格と料金との連動制を採用した。燃料価格が上昇し続けた場合は、タクシー会社と運転手による上昇分の共同負担、乗客による上昇分の追加料金・調整運賃の支払いなどが実施された。反対に、燃料価格が下がった時は、これとは逆のプロセスを実行した。これと同時に、車種の統一が段階的に実施され、現在では、ヒュンタイとフォルクスワーゲンが中心となっている。

 2006年以降7年間、キロ当たり2元のタクシー料金の改定は行われなかった。主要車種は、エラントラ、ソナタ、ジェッタなど。燃料価格の引上げが繰り返されたため、タクシー料金も上昇の一途をたどった。また、1キロ当たり料金が2元まで上がったため、シャレードや富康は次第に市場での「伸びしろ」を失い、北京タクシー市場は、新車種への「一大アップグレード時代」を迎えた。

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