「観光法」施行されて初の長期休暇 個人旅行が主流に (2)
「団体旅行をやめ、フリープラン」を選ぶ人が増加
団体旅行が値上がりし、長期休暇で高速道路が無料化したことで、一部の観光客は「団体旅行をやめてフリープラン」をこの長期休暇に選んだ。多くの観光地を見ると、団体旅行の参加者は明らかに減少しているが、個人客は増加していた。
全国の休暇を分析すると、今年の長期休暇は自家用車で旅行に出かけた人が大幅に増加し、個人旅行が主流になりつつあったようだ。長期休暇期間中、新疆維吾爾(ウイグル)自治区のほとんどの観光地で個人旅行の人数が全体の70%から80%を占めた。しかも「観光法」の施行で一部の観光商品が本来の価格に戻ったことで、人数は上昇傾向にあり、東南アジア市場は2割から4割、台湾は3割、韓国は4割増加した。
この影響を受けて大手旅行会社各社は積極的な対応を始めている。路線商品の企画を見直し、「航空券+ホテル」もしくは「航空券+ホテル+一部観光」の組み合わせ型自由旅行商品を打ち出して、割安な価格と自由な日程で観光客を引き寄せ、フリープランや一部フリープラン商品市場を開拓している。