「観光法」施行されて初の長期休暇 個人旅行が主流に (3)
旅行会社は新法を厳格に遵守 逆に買い物が不便になった観光客も
取材で「国慶節休暇」期間中、ほとんどの正規旅行会社は観光法の規定に則って、旅行日程をまったく買い物や別料金プランのないものにしていたことがわかった。
6日夜、成都市の錦江劇場内で寄せ集めの団体旅行に参加していた呉さんと李さんに取材した。「料金は確かにはっきりしています」。呉さんによると、団体旅行の販売員ははっきりと料金の詳細を教えてくれたという。
全行程で買い物の時間がなく、追加プランをしてはならないという新しい規定だが、一部の観光客から買い物をしたいという要望があることが旅行会社を悩ませている。
「観光法」では旅行会社は具体的な買い物場所をしてはならず、別料金でプランを追加してはならないが、双方の話し合いで観光客から要求があり、その他の観光客の日程に影響が出ないときはこれにあたらない。しかし、「ここ数日、私が知っている一部の旅行会社やガイドはかなり活気がなく、画一的に処理しています。実際多くの観光客から買い物の要望があります。プランの質を保証するという前提の下で、どのようにして観光客が気に入ったお土産を買うことができるか、さらにバランスの調整を図らなければならないのです」と昆明市のガイドである梅麗さんは語っていた。(編集EW)
「人民網日本語版」2013年10月9日