北京 18日は終日煙霧 19日に寒気到来
17日、「大気汚染赤色警報が発令された場合、自動車のナンバープレート末尾の偶数・奇数による通行規制が実施される」というニュースが北京を駆け巡った。翌18日、北京では再び深刻な大気汚染が発生し、煙霧が終日続く見込み。19日午前、北京は上空に入って来る寒気の影響を受け北風が吹き、煙霧は拡散すると見られる。新京報が伝えた。
北京では17日午前、大気中のPM2.5(微小粒子状物質)濃度が急上昇した。昼ごろには、市中心部の市街地で大気汚染レベルが4級(中程度の汚染)に、大興や亦荘など南部地区では5級(重度の汚染)にそれぞれ達し、夜になっても汚染レベルの改善は見られなかった。
専門家は、「煙霧はさらに悪化する見込みで、18日の大気透明度は一段と低くなるだろう。18日朝、市内の多くの地域で、可視度が1-3キロメートルに留まった。ドライバーは安全運転をいっそう心掛けるべきだ」と予想した。
18日の汚染物質の拡散条件は悪く、大気の質は重度の汚染が続くと予想される。野外での活動は極力控え、室内にいる場合も、窓を開けて風を通すことは避けた方が良い。
18日の煙霧は終日続く見通し。専門家は、「19日には、寒気が北京に入り込んでくる。この寒気は、気温を大幅に下げることはないが、4級(風速5.5-7.9メートル)前後の北よりの風が吹き始め、煙霧は拡散するだろう」との見方を示した。
週末の天気は、大方晴れる予想で、最高気温は18℃から19℃まで上がり、大気の透明度もわりと高く、お出かけ日和となる見込み。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月18日