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中国人海外留学生数が45万人に 90年代生まれが主力

 中国国際教育展2013が2日、北京の国家会議センターで開幕し、同日中に1万7000人余りが訪れた。中国国際交流協会の宗瓦副秘書長は「中国人海外留学生総数は今年、昨年比15%増の45万人に達すると見られる。1990年代生まれが次第に留学生の主力となり、その大多数が大学本科への留学を選択している」と説明した。

 ■小中高校生の来場者は減少し、現役大学生が増加

 今回の教育展は初めて国家会議センターで開かれ、海外の大学600校近くが留学生を募っている。会場が広いため、例年のような混雑は見られない。また、小中高校生の来場者は例年より減少。相当数が現役大学生で、両親の付き添いもなく、自ら留学の意思を決めた学生だ。

 ■90年代生まれには大学本科が人気 南米の大学も留学生を募集

 宋氏によると、今回の教育展には従来からの留学先に加え、新たな大学も続々と参加。オランダからは12校が参加したが、初参加の大学が少なくない。オランダ側職員によると、2012年には中国がドイツに次ぎ、オランダ第2の留学生出身国となった。今年オランダは学科、奨学金政策、就職の可能性などの質問に直接答えて、中国人留学生をより多く呼び込むために参加校を増やした。南米チリの4校は今年、中国人学生の関心を引くため「1年短期留学プログラム」を特別に用意した。

 宋氏によると、今年から1990年代生まれが次第に留学生の主力となり、その大多数が大学への留学を選択している。2012年の中国人海外留学生総数は39万9600人。今年には45万人に達すると予測される。2012年の場合、米国、英国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、フランス、オランダが主要留学先で、自費留学全体の75%を占める。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年11月3日

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