きょうの人民日報「微博」--中国、国内航空券の値下げ幅の制限排除
中国民用航空局はこのほど、国家発展改革委員会と共同で、国内航空券の値下げ幅の制限を排除することを決定した。航空会社は市場の需要と供給の状況に応じて自主的に価格を確定することができるようになった。航空会社は標準価格をベースにし、最高25%値上げすることができる一方、値下げ幅の制限はない。
【中国のLCCは春秋航空だけ】機内食や飲み物の提供はないものの、値段は安く庶民向きの格安航空会社 (LCC)は1970年代に登場し、現在世界に約170社ある。また、エアアジア(マレーシア)やジェットスター航空(オーストラリア)、タイガー・エアウェイズ(シンガポール)などの13社が既に中国市場に進出している。一方、中国大陸部のLCCは現在、「春秋航空」の1社しかない。同社は最も安くて9元(約145円)で航空券を販売している。