北京国際園林博覧会が閉幕、今後は都市公園に

　5月18日から約7カ月間にわたり開催されていた第9回中国（北京）国際園林（ガーデ二ング）博覧会（以下、園博会）が18日、閉幕した。園博会運行調整センターの関連の責任者によると、メイン会場「園博園」は19日に改修工事が始まり、来年4月に再度開園するという。「園博園」の「都市公園」という機能は変わらず、具体的な改修計画は現在も検討中という。一方、公益性永久文化機構である中国園林博物館は19日以降も無料で一般公開されている。人民日報が報じた。

　秩序正しく運営が行われた園博会には開催期間中、1日平均3万3千人、計延べ610万人以上が訪れ、過去最高を記録した。その7割が地下鉄や路線バスなどの公共交通機関を利用して来場。園博会が提唱しているエコなお出かけという理念が遂行された形となった。1日の最高入場者数は10万6千人で、こちらも過去最高数となった。
　
　園博会開催期間中、5種類21項目の文化イベントが累計1200回以上行われた。特にアジア初登場となった走りながら「色まみれ」にされてしまうランニングイベント「ザ・カラーラン」や世界中を旅する黄色い子アヒル、ラバーダックの登場、園博会ナイトショーなどのイベントが園博会を盛り上げた。

　今回の園博会は中国住房・城郷建設部と北京市人民政府が共同で主催した。第10回園博会は2015年9月、湖北省武漢市で開幕する予定だ。（編集KN）

　「人民網日本語版」2013年11月20日

第9回中国(北京)国際園林博覧会