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「息をすると痛い」-中国人のライフスタイルを変える煙霧

12月7日、煙霧の中、マスク姿で自転車に乗る南京市民

 陳静さんは、広西チワン族自治区南寧市の某事業単位に勤めている。彼女が毎朝起きて最初にすることは、以前のように微博(ウェイボー・ミニブログ)やショートメッセージをチェックすることではなく、「全国大気の質指数」をチェックすることだ。というのも、陳さんはその指数の値によって、その日車で出勤するか徒歩で出勤するか、外回りの仕事の量を増やすか減らすかなどを決める必要があるからだ。新華網が伝えた。

 江蘇・浙江・福建省エリアのような大気の質において「優等生」だった地域でさえも、このところ頻繁に煙霧が発生しており、すでに煙霧の発生は中国人にとって日常茶飯事となっている。

 中国国内で「煙霧」に覆われる範囲はますます拡大している。今年第3四半期(7-9月)、煙霧による汚染大気に見舞われた都市は、全国72都市のうち70都市だったが、幸いにも南寧市は免れた。しかし今月6日、同市にも煙霧が発生、一部地域では可視度がわずか900メートルになった。翌7日、秋季に入って初めての煙霧警報が発令され、警報レベルは瞬く間に最高レベルに達した。 9日午前、南寧市気象台は再び煙霧橙色警報を発令した。

 陳さんは、「これまで、北京の煙霧が大変深刻な状況であるというニュースを見ても、南西部の広西には関係がないと高をくくっていた。ところが、大気の質指数をチェックできるソフトをダウンロードしてみると、南寧の煙霧指数は決して低く無いことが分かった」と話した。多くの人が、彼女と同じように感じている。「都市の半分は緑」と言われ、緑の多い町として讃えられる南寧も煙霧の被害にさらされているという事実は、多くの市民にとって信じ難いことだ。

 広西某区の直属機関で働く馬氏は、「子どもの外出時間を極力減らすようにして、外出時にはマスクを携帯させる。大気の質をチェックすることは、今では毎日必ずする習慣になった。最近は、大気の質が良い日だと、まるで当たりくじにあたったようにラッキーに感じる」と語った。

 あたり一面「煙霧」に包まれる状況に陥る「元凶」は、極めて深刻な汚染源からの排出で、政府は大々的な整備政策に乗り出した。中国環境保護部門はこのほど、国内各地の都市に対し、かなり深刻な大気汚染が観測された場合は、学校を休校にする、職場での勤務時間を短縮する、野外活動を禁止するなどの措置を講じるよう求めた。

 「息をすると痛みを感じる」というゆゆしき事態が自分自身のライフスタイルに日常的に起こり始めたことを、ますます多くの中国人が自覚し始めている。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年12月16日

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