2013年12月12日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:01 Dec 12 2013

中国の祝祭日 世界的な影響力が日に日に増大

 2014年の祝祭日休暇日程がこのほど発表された。春節(旧正月)と国慶節(建国記念日、10月1日)の2つの長期休暇は例年通りとされ、事態を見守ってきた国内外の観光業界は賛成や歓迎の意を表している。「中国の祝祭日」がもつ世界的な影響力は、これからも増大していくとみられる。「国際金融報」が伝えた。

 中国の長期連休の影響力が海外旅行を通じて全世界に波及し、大陸部の消費者の強くて大きな購買力は、香港、澳門(マカオ)、台湾地区の経済に刺激を与えるだけでなく、米国や欧州などの市場でも経済を牽引し、雇用を増加させる「プラスのエネルギー」を発揮している。国家観光局がまとめたデータによると、海外旅行に出かける中国人の世界国際観光消費の伸びに対する貢献度は30%を超えるという。

 ある統計によると、2013年の中国の国慶節長期連休には、大陸部から15万人が韓国を訪れ、前年同期比60%以上増加した。このため韓国の小売産業やサービス産業は巨大なビジネスチャンスを迎え、韓国が得た経済的利益は3600億ウォン(1ウォンは約0.1円)に達した。香港観光発展局が提供した統計データによると、今年の国慶節連休をみると、1-7日に大陸部から香港地区を訪れた観光客はのべ102万3千人に上り、同14.5%増加した。ある英国メディアは「ポンド」をもじって、「北京ポンド」という新しい言葉を作った。

 こうした背景の下、豊かな中国人客を招き寄せるため、世界各国は力を入れてさまざまな措置をうち出している。査証(ビザ)申請手続きを簡素化する、直航便を増やす、新しい旅行商品を発売する、などだ。海外のデパートには、中国人消費者を引き寄せるために特別措置を打ち出すところが多く、中国語サービス、各種プレゼント、割引サービスなどを充実させている。国内最大のオンライン旅行会社・携程旅行網によると、今年同社を利用した海外観光客はのべ100万人を超え、国慶節と春節が海外旅行のピークで、海外旅行ルートの多くで観光客が同50-100%増加した。香港・澳門・台湾地区、東南アジアとその周辺、欧州・アメリカ・アフリカの各大陸にまたがった旅行が爆発的な人気だったという。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古