北京園博会、11月18日閉幕
北京園博会が11月18日に閉幕する。北京園博会運営指揮センターによると、会場となった園博園は、閉幕後の閉園期間中に改造され、来春、再び一般開放される計画という。また、豊台区が建設計画を進めている中国戯曲文化センターの建設地が園博園に決定したことから、園博園は将来、戯曲のテーマパークとなる。北京晨報が伝えた。
園博園は閉幕後、イベント用仮設ステージ、ボランティア・サービス・ステーション、一部の飲食施設など園博会専用施設が撤去される。園内の観賞用植物は、今後も長く来場客の眼を楽しめせるために改造の手が加えられる。園博会の雰囲気を盛り上げるために飾られた花壇や盆景は撤去される。北京園博園は来春、新たな都市公園として来場者にお披露目される。入場料金は、関連部門が意見付回答書を出した後に最終確定する。
関係者によると、豊台区は現在、「戯曲文化ブランド」の構築に取り組んでおり、中国戯曲文化センターの建設地に北京園博園を選んだという。中国戯曲文化センターは、中国の伝統的な演劇博物館、伝統演劇である戯曲が上演される劇場群、戯曲観光クリエイティブエリアなどで構成され、舞台芸術・トレーニング・展示・体験・交流という戯曲をめぐる五大機能が集められる。完成後は、国内唯一の戯曲文化パークとなり、豊台区にとっての未来の文化ランドマークとなる。このうち、戯曲劇場群は、全国各地にある既存の展示施設をヒントに建設され、地方色豊かな各種戯曲が展示される。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年11月1日
第9回中国(北京)国際園林博覧会