羨ましがられても本当はたいへんな仕事 トップは公務員
ある研究機構はこのほど、輝かしく見えても本当はたいへんな仕事トップ10を発表。トップは公務員だった。そのほか、医師、弁護士、記者、会計師などもランク入りした。重慶晨報が報じた。
同研究機構は「多くの目に輝かしく映っていても、実際にはたいへんな仕事も多い」と指摘。80年代、90年代生まれのサラリーマン1000人を対象に実施した調査をまとめ、同ランキングを発表した。
トップ10に入ったのは、上から順に公務員、スチュワーデス、医師、記者、弁護士、会計師、モデル、IT関係(男性)、フリーランサー。各職業のランク入りの理由もさまざまだ。例えば公務員は暇そうにみえるが、実際には細々とした仕事がたくさんある。また、医師は給料が高く、臨時収入も多いと見られているが、実際には忙しくて、たいへんで、しかも危険も伴うという。
同ランキングが発表されると、多くのネットユーザーが「その通り!」と共鳴。例えば、重慶のある病院で医師を務める高さんは、「仕事で一番たいへんなのは、自由な時間がないこととストレス。休みの日でも電話がかかってくれば、すぐに病院に行かなければならないこともある。自分の時間はほとんどない。それでも、多くの人が医療スタッフを色眼鏡で見ている。一旦トラブルが起きると、怒りの矛先が医師に向けられる」と訴えている。
また、ランク入りしていない職業に就いているネットユーザーも次々に心の叫びを寄せている。例えば、あるネットユーザーは、「不動産業はランク入りしてもおかしくない。他の人は、私が毎日座って、不動産関係の仕事をして、楽にお金を儲けていると思っている。でも実際には、毎日プランを変更したり、会議に参加したり、クリエイティブな企画を考えたり……」とこぼしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年12月18日