中国鉄路総公司 鉄道の所有権・経営権を一部開放 (2)
同意見は、鉄道投融資体制の改革と鉄道建設推進の加速は、「工業化・都市化の進展の加速、関連産業の発展のけん引、投資の合理的な増加、交通輸送構造の改善、社会の物流コストの削減、人々の安全な外出にとって、かけがえのない重要な働きを持つ」と明確に指摘した。
某証券会社のマクロ戦略アナリストは、「これは鉄道市場のさらなる市場化に向けた、象徴的な出来事だ。地方に権限を移譲することで、地方の鉄路局の鉄道管理・鉄道建設などの積極性を高め、安定的な操業度を維持できる。社会に開放することで、より多くの資金源を獲得し、中国鉄路総公司の負債圧力を一定程度緩和できる」と指摘した。
旧鉄道部の財務報告によると、昨年第3四半期の旧鉄道部の総資産は4兆3000億元、負債総額は2兆6600万元(中国のGDPの約5%)に達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月21日