米国の著名な映画監督であるオリバー・ストーンは広島での講演で、痛烈に日本の右翼の無恥や日本の歴史に対する反省不足を批判し、オバマ大統領の対日政策を批評した。この講演内容が中国のネットフォーラムに発表されると多くの支持を得た。この内容を堪能しているにとどまるのではなく、日本がこれまでやってきたことを確認し、どこに向かおうとしているかを確認しなければならない。中国青年報が伝えた。
日本が歴史に対する反省をしていない件に関しては、公的に完全には認められてはいない。実際は、戦後の日本の反省の声はとだえることなくあり、左翼の勢力が相当強かったこともあった。日本は以下の2つの点で懸念を呼んでいる。
第一に、ドイツと比較して歴史に対する反省が徹底されていない点だ。ドイツ人がナチス粉砕を決意したようには徹底的な反省に至っていない。また、ドイツが1960年代に全国民的な反省をしてファシスト的な土壌を一掃していれば、政府関係者や有名人が侵略を否定したり美化したりする恥知らずな言論が次々と出てくることはなかっただろう。麻生太郎副総理のような立場の人物が公的な場所でナチスを支持する発言をすれば、ドイツでは地位も名誉も失い、二度と立ち直れなくなるだろうが、日本では全く泰然として問題がない。