動物園 動物たちの様々な暑さ対策
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サル:この世で一番なのはお母さん。その氷ちょうだい。 |
動物園の動物たちは暑い夏にどうやって暑さをしのぐのだろう?18日午前に動物園を訪ねて取材した。
一般の羊とは違い、アルパカは自然には脱毛しない。暑い夏がくると動物園の4頭のアルパカたちは落ち着きをなくし始める。アルパカたちの散髪のために18日午前、「理容師」と「ヘアスタイリスト」が同園を訪れた。体の毛は刈っても、足と頭の毛はそのまま残すという。飼育係によると、アルパカは体の毛穴から熱を発散するため、頭の毛は刈らなくても影響ない。全部刈ってしまうとアルパカが落ち着きを失うという。
サル山では、たらい一杯の氷に多くのサルが群がっていた。数百匹のサルが飢えたトラのように氷を奪い合う姿が見られた。
ゾウは水を浴びせかけてもらえるだけでなく、スイカももらう。7月末には緑豆のスープも提供されるという。パンダの待遇は格別だ。屋内では早くからエアコンが入れられている。ライオンやトラなどの猛獣のためにも日よけやプール、氷など暑さ対策が準備されている。大河網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年6月19日