「惨敗」とどう向き合うか サッカー中日代表の違い
中国メディアが見る日本 中国の男子サッカー中国代表がタイ代表に1対5で敗れて24時間経たないうちに、日本代表チームも惨敗した。コンフェデレーションズ杯で同チームは0対3でブラジルチームに完敗した。今年のブラジルチームとの2回の対戦で、日本チームはすでに6点を失っている。武漢晩報が伝えた。
それぞれの相手チームの実力に違いはあるものの、失敗に直面した時の中日両国の代表チームの態度の違いに、中日のサッカーの距離がなぜどんどん開く一方なのかが表われているのかも知れない。
中国チーム 反省文と無力感
中国代表チームがタイ代表に敗れた後、カマーチョ監督が記者会見で選手に対する不満を語り、辞職を拒否した他に、代表チームの選手が短いインタビューに答えた。同選手は「1対5という得点差には偶然の要素もあるが、最も大きな要因は我々と相手との実力の差だ。今の代表チームはこのレベルだと正確に認識する必要がある」と語った。
報道によると、代表チームは試合後に宿泊先のホテルに戻って会議を開き、キャプテンの曹景偉選手が隊員たち全員に負けた原因を分析して発言するよう求めた。選手たちは口々に体の疲労を訴え、リーグ戦から続く試合で体や精神が疲れていたといった発言を繰り返した。
こうした発言に対して幹部は不満を抱いた。最後には曹選手が「ここでは言えないこともあるだろうから、部屋に戻って書面でまとめて、月曜日にチームの副キャプテンまで届けて欲しい」と述べた。
こうした要求を選手たちは「反省文を書かされた」と感じている。1時間の会議が終わった後、選手たちからは「問題は明らかだ。何が問題で、どう解決すべきなのか、わからないとでもいうのだろうか。何が何でも発言しなければならないというのか」という意見も出たという。