羽田の外国人出入国、年間200万人突破
【中田絢子】10月までの1年間に羽田空港から出入国した外国人が、それぞれ100万人を超えたことが、東京入国管理局のまとめでわかった。入国者は約107万人(前年同期比約10%増)、出国者は約109万人(同約20%増)だった。
成田空港の開港で国内線の発着が主になっていた羽田空港は2010年10月末、再び国際定期便が発着するようになった。日本人を含めた今年10月までの1年間の出入国者の総数は計約788万人で、前々年同期比で2.4倍になった。
国内大手航空2社によると、沖縄県の尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化を受け、羽田空港でも9-10月に中国人旅客が減少。日本航空の担当者は「尖閣問題がなければ出入国者数はさらに増えたのではないか」と話している。
asahi.com 2012年11月13日
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