高まる「日本整形」ブーム、中国語ページに「付き添い」も

　アジアで最も早く美容整形が発展した日本では、手術のその細やかな精緻さ、「完璧」な美の追究、「個性の尊重」などの特徴から、アジア美容整形の最先端をゆく。数年来、中国経済の高速成長に伴い、過去の保守的な中国人女性らはいまや堂々と、「美」を求める多くの女性が海を渡り、手術費用の高い日本で「美」を追求している。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。

　日本の各大手美容外科の多くは中国語ページを開設、通訳完備の外科もある。予約から入院、カウンセリング、施術まで、専門スタッフが付き添う。

　日本の美容外科業界の繁栄は、関連産業の発展も促している。中国大陸部の一部旅行代理店は「日本美容整形」をうたった観光ツアーを発売し、人気を集めている。また在日中国人留学生による「付き添い」アルバイトも増えてきた。外科選定からカウンセリング付き添い、施術コミュニケーションから術後の介護にいたるまで、1日の平均収入は1万円（約800元）が相場だ。

　科学は人々を美しくすることはできるが、幸福にはできない。現代のハイテクは人類に「美顔」や「完璧なボディ」を与えることができる。「外見の美しさ」の定義は、人によって異なる。しかし心の美しさは間違いなく、永遠に変わることのない至高の美だ。（編集HT）

　「人民網日本語版」2012年11月7日