日産 世界生産台数を27万台下方修正
【中日対訳】 日本のホンダ、トヨタがこのほど2012年度上半期の財務報告を発表したのに続き、日産自動車も6日に上半期の業績を発表した。発表されたデータによると、今年4-9月の6カ月間の税引き後利益は4兆5468億円で前年同期比4.1%増加し、純利益は1783億円で同2.8%減少したという。中国や欧州の情勢の影響を受けたため、日産は今年度の世界生産台数を27万台下方修正して508万台にするとしている。「京華時報」が伝えた。
ホンダやトヨタと同様、日産も東日本大震災の影響を抜け出し、上半期は業績が伸びていた。データによると、今年度上半期の世界販売台数は247万6千台で、前年同期比11.3%の増加だった。
日産によると、円高、中日間の外交問題、低迷を続ける欧州市場の影響を受け、今年度の世界販売台数を535万台から508万台に下方修正すると同時に、純利益の見積もりを4千億円から3200億円に下方修正するという。
海外メディアが伝えたところでは、日産が下方修正する27万台のうち、中国市場が17万5千台を占めるという。これについて日産中国法人は、10月の中国市場の店頭販売台数はデータをみると通常の70%の水準まで回復したが、中国市場の販売台数目標値を調整するかどうかはまだ未定としている。データをみると、日産の中国での1-10月の販売台数は101万1600台で、年度初めに設定した目標値135万台のうち75%しか達成できていない。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月8日
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