中国科学院 1年間で8500件の科学技術成果を転化 (2)
戦略的先導科学技術特別プロジェクトは、中国科学院が世界科学技術の最先端および国家重大戦略の需要に応じて実施するもので、これまでに始動されたプロジェクトはすでに重要な進展を果たしている。宇宙科学特別プロジェクトでは、硬X線検出衛星、量子科学実験衛星、暗黒物質探査衛星、帰還式科学実験衛星の開発などが始動しており、うち硬X線検出衛星、量子科学実験衛星はプロトタイプ制作段階に入っている。
中国科学院は今後、大気中のスモッグの原因解明と抑制、低価格炭のクリーン・高効率利用のキーテクノロジー、中国のセンサーネットワーク構築に向けた次世代情報技術研究など、新たな戦略的先導科学技術特別プロジェクトを始動させる予定だ。(編集SN)
*◆は登におおざと
「人民網日本語版」2013年1月22日